1.イントロダクション 故郷~恋螢~オープニング


2.雪椿

作詞:星野哲郎
作曲:遠藤実

やさしさと かいしょのなさが
裏と表に ついている
そんな男に 惚れたのだから
私がその分 がんばりますと
背(せな)をかがめて 微笑み返す
花は越後の 花は越後の
雪椿

夢にみた 乙女の頃の
玉の輿には 遠いけど
まるで苦労を 楽しむように
寝顔を誰にも 見せないあなた
雪の谷間に 紅さす母の
愛は越後の 愛は越後の
雪椿

つらくても がまんをすれば
きっと来ますよ 春の日が
命なげすて 育ててくれた
あなたの口癖 あなたの涙
子供ごころに 香りを残す
花は越後の 花は越後の
雪椿


3.夫婦しぐれ

作詞:水木かおる
作曲:四方章人

风邪をひくよと
伞さしかけて
かばう声さえ
あたたかい

夫妇しぐれに もうこの胸が
痛くなるほど 好きなひと
ああ あなた あなた
あなたしかいない

酔ったふりして
负ぶさりながら
広い背中で
泣いた日よ

人の一生 いい日もくると
越えた泪の 水たまり
ああ あなた あなた
あなたしかいない

どこへ行っても
一つの屋根に
住めるしあわせ
あればいい

夫妇しぐれに うなずきあって
肩であまえて ついてゆく
ああ あなた あなた
あなたしかいない


4.あれから一年たちました


5.泣かせやがってこのやろう


6.福寿草

作詞:星野哲郎
作曲:遠藤実

やさしさに 負けてはだめよ
花のある 男でなけりゃ
ゆるしませんよと 叱ってみても
ごめんなさいと 肩ふるわせる
娘の恋に 泣き負けて
淋しくうなづく その母の
心の色は 心の色は福寿草

おまえより 遠くが見える
母の目を 信じなさいと
さとしてみても いまさら遅い
死んでもいいと 唇むすぶ
娘の愛に ほだされて
ほろりとこぼれる その母の
涙の色は 涙の色は福寿草

辛らければ 戻っておいで
がまんなど しなくていいと
見送る母に 手を振りながら
ごめんなさいと 瞼をぬらす
娘の頬に 若き日の
自分をみつける その母の
吐息の色は 吐息の色は福寿草


7.星に願いを(インスト)~星の小径


8.夜明けのうた


9.情熱の花~キッスは目にして


10.浮気なあいつ


11.女の円舞曲

作詞:六本木まこと
作曲:山崎稔

好かれた男は ひとりだけ
好いた女が 切なくふたり
三つに割れない 幸せを
無理と知りつつ 望んだの
ああ 悲しい三拍子
あなたと私と もうひとり
夢と嘘とを お酒に浮かべ
ひとりで歌う なみだ歌
ああ 悲しい三拍子
女の円舞曲

昨日のあなたは 本気でも
今日のあなたは よその人
明日さめると 知りながら
夢の続きを 見ていたい
ああ 悲しい三拍子
あなたと私と もうひとり
夢で占う はかない恋を
涙で歌う わかれ歌
ああ 悲しい三拍子
女の円舞曲

ああ 悲しい三拍子
あなたと私と もうひとり
届かぬ想い 抱きしめながら
ひとりで踊る 恋歌を
ああ 悲しい三拍子
女の円舞曲

ああ 悲しい三拍子
女の円舞曲


12.ふたりはひとり


13.別離


14.日本調序曲


15.奴さん


16.深川くずし


17.どんどん節


18.幸子の八木節


19.もしかして

作詞:美樹克彦
作曲:美樹克彦

もしかして…もしかして
笑わないで くれるなら
この気持ち 打ち明ける
お酒の力を かりてでも
もしかして…もしかして
貴方に ふられた時は
お酒の席の ことだから
笑ってごまかせるわ 私
ねえ貴方 これから何処へ行くの
別にひきとめは しないけど
よろしかったら 朝までずっと
私を そばに置いてね
今夜だけ ねえ 今夜だけ
私のわがままを 聞いて

なにげなく…なにげなく
時計を見る 横顔も
煙草をふかす 仕草にも
感じてしまうの 変かしら
こんなにも…こんなにも
お酒が おいしい理由(わけ)は
私が選んだ ネクタイを
結んできてくれたからなの
ねえ貴方 占いは信じる人
私 占ってもらったの
つくす女と 強い男で
幸福(しあわせ) つかめるそうよ
今夜こそ ねえ 今夜こそ
私のわがままを 聞いて

ねえ貴方 噂を気にしているのね
なんでもなかった あの人とは
死ぬほど好きに なった女の
言葉を 信じてほしいわ
今夜こそ ねえ 今夜こそ
私のわがままを 聞いて


20.一夜かぎり


21.約束

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

母の手にすがり乍ら 歩いたあの道を
いつか私も同じように 歩きたいと思ってた
思い出はセピア色に いつも坂の途中
大きな樟の枝の向こう 遠く海が見えた

道ばたの名もないは花 あなたに見えますか
ある時母は振り向いて 約束しょうと云った
それぞれに人は誰も 自分の色で咲く
いつか必ずしあわせに咲くと 約束してね

悲しみは棘に変わってく
甘えたら色は褪せてゆく
思いどおりには 生きられないけれど
一生懸命咲いてね

あなたの背中はいつも とてもあたたかだった
どんな時でも私を 信じてくれた
憶えています必ず 約束は守ります
あの人と二人きっと 笑顔で咲きます


22.ふたたびの

作詞:来生えつこ
作曲:TAI

ネオンの溶け合う 裏道で
偶然に あなた
三年ぶりだわ あの日から
恨みもしたわ
うろたえた素振りには 昔の名残り
目くばせで読めたのよ あなたの心
ふたたびの 夢はどうかしら
ふたたびの 愛はあるかしら
くみ交わすお酒 少しずつ
想い出 ほぐしてくれそう
照れた瞳 頬の感じ
変わらない あなたがいる
負けそう恋心

少しやせたねと 言うあなた
うなずいた私
ずるいじゃないのと 言う私
うなずくあなた
グラス越し遠い日の ときめき映り
半分は許してる 女の弱さ
ふたたびの 夢はどうかしら
ふたたびの 愛はあるかしら
てのひら重ねた 瞬間に
おさえた想い こみ上げる
涙よりも 笑い顔で
こたえたい 私だけど
負けそう恋心

ふたたびの 夢はどうかしら
ふたたびの 愛はあるかしら
てのひら重ねた 瞬間に
おさえた想い こみ上げる
涙よりも 笑い顔で
こたえたい 私だけど
負けそう恋心


23.とまり木

作詞:たきのえいじ
作曲:たきのえいじ

そぼふる雨なら 防げるけれど
冷たい心は 隠せない
やせた女の とまり木に
背中をむけた にくい人
すがって行きたい あなたの後を

お酒でごまかす このさみしさを
つまびく夜風が 目にしみる
枯れた女の とまり木を
せめても一度 抱きしめて
ひとりじゃさみしい 眠れない

離れて暮らせば 他人と同じ
しあわせこぼした 身が悲し
よわい女の とまり木を
あなたその手で 包んでよ
他にはなんにも 欲しくない


24.天命燃ゆ

作詞:黒石ひとみ
作曲:黒石ひとみ

風よ 生命が
欲しいと泣いた 北の空
生まれた日から 戦う男(ひと)を
守れるならば捧げます

水にはらはら 桜はらはら
あなたへ流れたい 千曲川
胸にしんしん 女しんしん
抱いて散らされたい
仰げば天空(そら)に 真綿の雲が
駆け渡る 越後は春

瞳 閉じれば
霧の向こうに 信濃路が
男の夢を 知らずにいたら
ただすがりつき泣きますか

酔いにほろほろ 涙ほろほろ
狂って乱れたい 春日山
情がひらひら 女ひらひら
あなた行くのですか
大地に眠る 華があなたの
胸に咲く その日を待つ

添えぬ運命(さだめ)が 修羅の道なら
心を祈ります 毘沙門天(びしゃもんてん)
肌にじんじん 愛がじんじん
あなた感じますか
仰げば天空(てん)に真綿の雲が
駆け渡る 越後は春


25.おもいで酒~チェーサ


26.冬化粧~エンディング